先月の話になりますが、敬老の日に利用者様とスタッフだけで『敬老の日&夏祭り』を開催しました。
フロアを飾り付けたり手作りのお弁当を準備して、昼食からゲーム大会、紅白饅頭を召し上がりながらの歓談までの2時間ほどの短い時間ではありましたが、いつもと少し違う雰囲気の中でとても楽しい時間を過ごしていただけたと思います。女性スタッフが中心となり、事前準備から当日のお弁当作りまで、大変だったと思いますがありがとうございました。私は・・・飾りの風船を少し膨らませただけでした。次回は頑張ります!
食後のゲーム大会は、魚釣りゲーム(お菓子にクリップを付けて魚に見立て、ひもにマグネットを付けた釣り竿で釣り上げる)、割りばし脱出ゲーム(1Lのペットボトルの底に1か所小さな穴をあけ、中に入れた割りばしを取り出す)、ペットボトル立てゲーム(寝かせて床に置いた2Lのペットボトルを、足だけを使って立てる)の3種目を楽しんでいただきました。
そのゲーム大会の様子を、「この方は出来るかな?」「このゲームは難しいかな?」と、利用者様の普段の生活から予想をしながら見守りましたが、すべて予想を外れる結果になりました。魚釣りゲームでは普段はおとなしい方が人の獲物も奪い取る勢いでどんどん釣り上げ、割りばし脱出ゲームでは全員が短時間で割りばしを取り出し、ペットボトル立てゲームでは車椅子や歩行器を利用されている方の方が立てるのが速かったり。また、みんなの前でメダルを掛けてもらうことを嫌がられた方が、少し離れたところに移動してからメダルを自分で掛けてニコニコされている姿も見ることが出来ました。
ホームでの支援では「利用者様の思いや出来ることを活かせるように」と考えながら仕事をしていたつもりですが、まだまだ隠れた性格や出来る事に気付けていなかったようです。
今回の『敬老の日&夏祭り』は自分の観察力の不足に気付くことができ、反省と共に良い思い出になりそうです。
まだまだ新型コロナ対応のため自由な活動は出来ませんが、利用者様や自分自身の【新たな気付き】を見つけることが出来るような毎日を過ごしていきたいと思います。
グループホームやわらぎ川内
A棟 杉野 裕介
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