松山短期大学の皆さん!!

 

 「地域デザインプロジェクト」として松山短期大学と中小企業同友会との取り組みで大学の授業に2回、

 介護事業を運営する企業として参加させていただいた。

 

 

 

 

  1回目は企業側から、会社の概要や理念も含めて

  “仕事とは”と題して介護の運営をはじめるまでの経緯や

  代表自身が仕事を通じての人生観を話してもらった。

  認知症高齢者のグループホームの生活の一面を

  グループホームいくしの仙波さんからスライドで紹介。

             また若手職員代表でグループホームやわらぎの井上くん、

             グループホームぷうさんのおうちの藤田さんによる

             介護を仕事して、「今」に触れて感じることを話してもらった。

 

             事務の藤岡さんと田村の6名で出席する。

 

 

 

 

 

             質疑応答の時間もあり、

             我々、企業から学生さんに質問を投げかける。

 

 

 

 

             年が明けて17日に2回目の授業に仙波さんと田村が出席させて頂く。

 

             今回は企業からの質問に対して3つのグループに分かれての発表を聴く。

 

                ・「介護のイメージアップ」

 

                ・「気持ちの落ち込みがある利用者とのコミュニケーション」

 

                ・「介護の仕事に関心をもってもらえるにはどのようなアプローチをしたらいいか」

 

 

             発表後に感想を含めての意見を求められてこちらも学生さんと同じくらい緊張してしまいました。

 

 

 

 

             短い期間にそれぞれの班で質問に真摯に向き合って意見をまとめてもらっていて、

             一日の仕事の疲れが吹っ飛び、長年この仕事に携わっていて凝り固まった考え、

             感性を揺さぶられた思いになりました。感謝です。

 

             毎年、会社および事業所ごとの目標、

             人事評価の一つとして全職員にチャレンジシートと題して目標をたてて実践してもらっていますが、

             次年度は会社の目標に 松山短期大学の学生さんからの意見で介護のイメージアップを目指して、

             ネガティブな印象の3K、「きつい」「汚い」「危険」を払拭すべく、

             ポジティブな3Kを掲げてみようと思います。

             「感謝」「感動」「貢献」「希望」「感激」「クリエイティブ」「稼げる」等々。

             また、介護をもっと知ってもらうために特に若者や介護業界以外の人に対しては

             SNSを活用して “ザ!介護” ではなくて 角度を変えて発信する。

             直接介護とは関係のない情報や出来事から辿り着けば

             介護事業所の取り組みだったと言った意見はとても新鮮でした。

 

 

 

             2班のグループの発表の終わりに

             大切にして欲しいもの ~変わってはいけないもの~ として、

 

             「利用者、職員に真摯に向き合い、企業努力している。」

 

             「地域、職員、利用者、ご家族に寄り添ってきたその姿勢だけは保っていただきたい」

 

             「ありのままのやわらぎを大切にして下さい」

 

             の温かい、励ましのメッセージを頂いた。

             ありがとうございます。

             月1回の経営企画会議でも報告をさせてもらいました。

 

 

             さて、仙波さんのご感想、ご意見を聞かせて下さいよ~。

 

             ・・・。

 

 

 

 

 『 グループホームいくしの仙波です。

   昨年108日に(有)やわらぎから6名参加し、

   寺川社長からの話や「介護の仕事について」の紹介、

   実際に働いている若い職員2名の意見や感想を、松山短期大学の学生達の前で発表しました。

 

   学生の皆さんは1819歳がほとんどで、

   若い人が介護の仕事に興味があるのか関心を持ちながらの参加でした。

   やわらぎからの発表の後の質疑応答にも何名かの学生達が積極的に手を挙げてくれて、

   真剣に聴いてくれていたのだと嬉しく思いました。

   

   そして今年17日、

   今度は学生の皆さんからのプレゼンテーションです。

   3班に分かれて、私たちが投げかけた質問に対して真摯に考えてくれて、意見を頂きました。

   「ポジティブな3K」や「SNSの活用」など

   田村さん、仙波のおばさん軍団が思いもつかないアイデアが紹介され、

   「なるほど!」と感心させられました。

 

   最後に60名程の学生の皆さんが どれ位介護に関心があるのか尋ねた所、

   7名位の(もっといたかも⁉)学生さんが挙手してくれて、

   驚きと共に嬉しさも込み上げてきて、思わず拍手してしまいました。

   

   やわらぎに限らず、介護の世界に入ってくれるといいな。

 

  松山短期大学の学生の皆さんとの とても実りのある交流会でした。

  松山短期大学の皆さんありがとうございました。』

 

 

 

 

 この新鮮な意見への感想を 早く学生さんにもフィードバックしないと思いながら、

 日が経ってしまった。

 

 いつも遅くなる。

 あ~あ 自己嫌悪(田村)

 

 「遅いから、何でもなあ。」

 やんわりと代表からお叱りがありそうです。

 

 ・・・、

 いや、もうありました!!

 

 

                                           

 

                                        やわらぎ 田村

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    社長 (火曜日, 02 2月 2021 12:47)

    学校からオファーのあった時、夜間部と聞いて年配の人が多いのかと思いましたが、若い人が多いとお聞きして介護の仕事のことは勿論ですが若い皆さんに、4倍以上の年齢差のある私が経験した人生から、これからの人生のヒントになるお話をしたいと思ました。

    そんな思いが伝わったどうか分かりませんが、私たちの話を学生の皆さんが真剣に聞いて頂いて、私達も大いに満足でした。
    若い学生さんたちの、今後の幸せな人生を祈るばかりです。
    今も、卒業してからも、進路に悩み、人生に悩んだ時に何時でも声をかけてください。
    共に人生を語り合いたいものです。