初孫

 前回、子供たちが独立するなどして、8人もいた家族が3人になって静かな家になってしまったという

お話をさせて頂きました。

 その後、昨年の6月に入籍していた末っ子の三男が、11月に結婚式を挙げました。

 三男ですが、息子の中で初めての結婚でして、親としては本当にうれしいことでした。

お嫁さんも優しい方で家内共々喜んでおりますが、男の子しかいませんでしたので、話をするのにも、

がらにもなく、ちょっと緊張したりなんかしております。

 話のなかで、息子が言うには、一年か二年は子供は作らないとのことで、まあそういう事もあるんだろうと思っておりました。

 それで、職場で結婚式の話になった時にも、でも、子供はすぐにはできそうもないのでねえと言っていたら、

ある人に、そんなこと言うとっても分らんよ、すぐに、おじいちゃんになったりするんよと言われ、

いや、それわ無いやろと笑っていました。

 ところが、新婚旅行から帰って、そう日もたたない時に、息子から家内に子供ができたと連絡があり、

もうびっくりするやら、うれしいやらで、あれは本当に言う通りやったなあと、また驚きました。

 その後、12月に1週間ほどですが、お嫁さんが入院したりしまして、これにも、またまたびっくりしました。

もう、びっくりの連続です。

 幸い、大したことにはならずに一安心だったのですが、生まれる予定の6月までが待ちどうしい毎日です。

 そのうち野球でも教えてやろうかいなと、楽しみにしている、じいじ予備軍であります。

 でも、まだ男の子か、女の子かも分かっておりませんが。

    

                                  やわらぎいくし村    久保 昭吾