7月の土曜日
午前中の授業が終わった 済美平成の学生20名ほどが
いくし村を訪れ 沖縄の三線の演奏をしてくれた。
演奏中 学生さん達には 奇異に写っただろうが、
感極まった お年寄りが 指揮の真似事で 大きく手をふりながら
涙を流している。
学生の真摯な演奏、
醸し出される
エキゾチックな三線の音色と 清らかな歌声は、
みんなの心に沁み込んでいく。
演奏会の後、
涙がとまらなかった というお年寄りもいたし、
私も 何度も何度も 目頭が熱くなった。
”荒城の月”
”赤とんぼ”
の歌とともに
”涙そうそう”
”島唄”
など・・・。
12曲が演奏され約1時間の演奏会が終わった。
最後に、
学生のおった折鶴が
一人一人にプレゼントされ、
感動のうちに終了した。
日々 暗いニュースが流れる毎日だが、
この学生達を見ていると
『 日本は まだ 大丈夫! 』
そんなふうに勇気づけられた。
どうか この若人達が 研鑽を重ねて
すくすくと 成長して欲しいと願うばかりである。
心に 残った 沖縄の歌を一つ・・・。
『 黄金の花 』
黄金の花が咲くという
噂で夢を描いたの
家族を 故郷 故郷に
置いて泣き泣き
出てきたの
素朴で純情な人達よ
きれいな目をした
人たちよ
黄金でその目を
汚さないで
黄金の花はいつか散る
あなたは生まれた
その国に
どんな花が咲きますか
神が与えた宝物
それはお金じゃ
ないはずよ
素朴で純情な人達よ
本当の花を咲かせてね
黄金の心を捨てないで
黄金の花はいつか散る
黄金の心を捨てないで
本当の花を咲かせてね
社 長
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