3月。
研修も終えて、ついに出勤する日。
私も社会人の一歩を踏み出すのかと期待と不安で溢れていました。
初めて扉を開けるとき、本当に緊張したことを今でも鮮明に覚えています。
「ここの利用者さんは、スタッフさんは、どんな人たちだろう。
うまくやっていけるだろうか。」
「ちゃんと仕事ができるだろうか。」
直前は色々な事を考えました。
実際に中に入ってからは、心配する間もないくらいに目の前の
ことに必死で、一日がすぐに終わったように思います。
社会人というものについて、学生時代は想像することしか出来ませんでした。
介護についても大学で学んだわけでわなかったので、未知のことばかりで始った
社会人生活でした。
何一つ分からないゼロからのスタートで始った生活。
今はどうかと聞かれると、やはり未熟で、学ぶことばかりです。
しかし、何も出来なかったあの頃より確実に成長しているのではないかと思います。
介護という仕事のイメージは、やりがいや楽しさもあるけれど、その分大変な事も
あり、責任もあるので、行き詰まりを感じることもあるだろうと覚悟していました。
実際、
「これはどうしたらいいだろう。」
「思うようにうまくいかない。」
「また迷惑をかけてしまった。」など、悩みは毎日尽きません。
しかし、それは改善すべき課題に少しでも気づけているということだと思い、克服
できるよう悪戦苦闘しています。
そうして、少しでも新しく何か出来たときの達成感や、前に進めたと感じられたと
きは非常に嬉しいです。
そして利用者さんに「ありがとう」と
言ってもらえたとき、
笑顔が見られたときなど、
「ああ、この仕事をやれてよかったな。
これからももっと安心して頼ってもら
えるようになろう。」と感じ、
さらに頑張れる力になっています。
まだまだスタート地点に立ったばかりです
が、これから出来ることを増やして立派に
成長できるよう、頑張っていきたいと思い
ます。
グループホームやわらぎ(枝松) 菅 真伊(平成27年度入社)
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